はしゃいでます。
おはようございます。昨日のニューヨーク市場では思惑的な動きに振り回される展開。結果的には株高(とはいえナスダック総合指数は最終的には下げた)を媒介に「円安・ドル安」の色合いが強く出ることになりましたが、中には後講釈的な根拠も多いために今ひとつ持続性がありません。「はしゃぎすぎ」というか。
最大の要因は15日発表の米消費者物価指数(CPI)が市場予想平均を下回り、物価が落ち着いたとの解釈が広がったこと。米株式市場はこれを好感したわけですが、物価がもう上がらない、といえるほどの内容でもありません。住宅市場や消費の減速懸念も残ったままとあっては米株高基点のリスクマネーの流れや円ベースの高金利投資を楽観視することも難しい。
ではドル全面安でいいのか、というと、円安の流れが崩れればドル以外の通貨の対円相場(クロス円)の調整余地が大きくなりますから、ストレートでも欧州やオセアニア通貨の下落圧力がかかります。難しいところです。
というわけで、現在は需給バランスがやや一方向(厳密に言えば円安が相対的に強く、ドル安もそれなりに強い状態)に傾いているので、先行きが読みづらい状況です。長期の方向性は国内家計などからの円売り優位ということで引き続きいいのかとは思いますが、短期的にはある程度の振れを想定すべきでしょう。
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